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妖艶(ようえん)になるから蜻蛉(かげろう)と打ちがち

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最近ADSで使ってる陽炎獣の自作スリーブ。

《陽炎光輪》に従うと、緑炎オーラを纏った最後の1体が居るはずなのだが未だ欠番、トフェニ的に相性がいいとはいえ、穴埋めの《レッド・ドラゴン》が哀愁を誘う。

コナミ様に早く思い出してもらうためにも、陽炎獣の紹介記事をしたためる所存。
陽炎獣。
《陽炎光輪》を見る限り、虹の七色をモチーフとした熱気立ち上る合成獣たち。
炎星・炎王と共に主要メンバーが登場したものの、圧倒的な完成度の差で肩身の狭い思いをしているシリーズ。
同じ★6軸の【聖刻】とも比べられる事幾星霜。

陽炎獣を使うメリットは、ペリュトン→スピンクスラインで3体並ぶ事に帰結します。

○メリット
・ヴェーラー・ブレイクスルーで止まらない
 陽炎獣共通の対象効果耐性により、邪魔されにくい安定した動きがウリ。
 召喚権を通せば、3体整列がほぼ確定する。

・★6へのアクセス力
 ペリュトン・スピンクスやグリプスと、2体並べるギミック持ちが複数存在。
 今季幅を利かせている存在として★7の2体が居ますが、奴らには効果を使ったら戦闘を行えないという特性が共通しています。
 征竜の展開力でワンキルまで到達しやすいものの、本来は継戦向きのランクといえると考えております。
 対して★6は、バウンスや除外の強力な単体除去に加え複数破壊と除去力に秀でる上、戦闘への制約がないため攻め手が早い。
 そのため、場を空けて削り取れるワンキル向けのランクであると言えます。
 バウンサーの存在もあり、先行時に干渉札の選択肢があるのも大きい。
 
・炎属性
 四征竜の中でも除去効果でアドを得やすくかつ最大打点のブラスターを十全に運用できるのは、
 属性デッキとして見た場合大きな利点と言えます。
 コンボ性重視の他3者と比べ、まさに侵略すること火の如き働きを担います。

と、このように陽炎獣はデザイン上のスペックは中々に高いのです。
では、何が問題となるかというと

●デメリット
・条件が重く噛み合いが悪い
 フルモン要求・属性統一要求と構築時から縛る条件持ちを要する。
 そのうえ発動コストの―1がこの上なく重いうえに、そもそもアドバンス召喚の消費を要する。
 基本的に、炎王の急襲・炎王炎環で踏み倒して運用する前提が見え隠れしている。
 専用永続サポートでリリースは踏み倒せるものの、こちらは継戦によってアドを稼ぐ仕様である。
 エクシーズ先の仕様上、ティラスや赤影で継戦能力の強い★5の方が相性が良かった可能性も。

・事故率
 仮にも上級モンスターを積み込む性質から、リリース要員と片方に偏ると動きに致命的な支障をきたす。
 手札が揃えばジャマを受けにくいワンキル、しかし事故ればノーガード。
 一か八かの構築を求められるきらいはある。

使いこなすのにコンボ構築と運命力を要する、玄人向けの扱いにくすぎる獣であることは確か。

以下、個別評価

ペリュトン
 でかいレスキューキャット。デッキから展開するメインエンジン。
 EF後も残るため、エクシーズせず耐性を活かしたビートにもつなげやすい。
 ただし召喚用リリースも含めると3:2交換と、消費が大きい。
 スピンクスの効果以外で特殊召喚ができない制約も厳しい。

スピンクス
 吊り上げor手札展開と重要なアドバンテージソースながら、発動条件がデッキトップクイズ。
 そのため確定発動にはフルモン構築やトップ操作を要する。
 運ゲーでもよいが、肝心な時に3枚しかないサイクロンを落とすこともザラなので信はおけなくなる。
 確実なアドのためにノーガードフルモンの修羅の道を歩むか、サポートを豊富にしてアドを諦めるかの2択を迫る存在。
 実は蘇生対象が炎属性と地味に緩いため、《ローンファイア・ブロッサム》や《ブラック・ローズ・ドラゴン》の絡む一般的なフルモンにも就職の余地がある。

サーベラス
 西部にTOBを仕掛け、わしがやられても第2第3の陽炎獣が現れるであろうを地で行くサーチャー。
 唯一サポートなしで妥協召喚できるが、攻撃力は1000とガイドでも処理できるライン。
 サーチ1加算の恩恵は大きいが、問題は戦闘破壊でみすみすアドを失っている点。差引トントンなのである。
 炎王の急襲やフレムベル・ドッグとは相性がいいが、また構築に影響を及ぼす。
 安定打点と後続確保ができるため、ペリュトンから呼ぶことが一番働ける。

グリプス
 場が空でなくても出せるサイドラと、ダメ押しにも使える点は緩いが属性縛りが問題。
 スピンクスと両立させると、完全な炎フルモンを要求するのである。
 他と相性の良い《聖刻龍―トフェニドラゴン》と条件がぶつかるのが特に致命的。
 軸外でも単色を維持した序盤なら十分なペリュトンの踏み台になるためピン採用程度は余地あり。
 ペリュトンでデッキ内の陽炎消費が早いため、嵩増しとしても使うことになる。

ヒポグリフォ
 初代陽炎獣にして、打点向上と爆発対応しか取り柄の無いアンチシナジー枠。
 下級アタッカーと並ぶ程度の打点の陽炎獣にとって必要なようで、ディスアドしかもたらさない存在は難しい。

マンティコア(仮)
 遅れてくる外来枠。同じディスアドでも手札利用可&耐性強化と、ヒポさんを更に肩身を狭くする存在。
 対象耐性+破壊耐性と、小型バジリコックともいえる。
 ペリュトン発動時に奈落で同時に落とされるのが最大の弱点のため、保険に使えるのは頼もしい。

バジリコック
 エクシーズ体。初の素材数任意選択という、サンダースパークさんぷんぷん丸な仕様を持っての堂々デビューの経歴をもつ。
 君臨ソルデと突破コックの選択により、エヴォル界隈でエリアスさんも満足していたことも。
 最低2つでも除外という強力なアド取りをもちつつ、3つ:打点 4つ:対象耐性 5つ:破壊耐性と君臨する力ももっている。
 ただし除去のために消費すると耐性を失うため、完成させてしまうと星態竜よろしくの硬いだけのモンスターとして運用することになってしまう。
 そのための補充効果として《陽炎柱》があるものの、素材消費と継戦時間を考えると迂遠と言わざるを得ない。
 更に、耐性を得られる4素材を達成するには、ペリュトンスピンクスに加えグリプスと、相当に揃った手札が無いと達成できない。
 グリプス暴走召喚やサベヒポ爆発といった、特定コンボを要求しているともいえる。

ペリュトン→スピンクスが通ることによって、少なくとも
 スピンクス1900+ペリュトン1600+サーベラス2000=5500 を叩き出す。
ここに炎属性であることを利用しブラスター2800を立たせられれば8300のワンキルに到達する。
ワンキルに到達せずとも、サーベラスを残せば次のペリュトンも確保できるため、2撃結殺は目指せる。
 先行初手で動ける場合もバウンサー+サーベラスの陣を築けるため、拘束と後続を兼用可能。

現状、ワンキルへ繋ぐ展開要員と、継戦力確保を旨としたサポートが噛み合っていない状況。
それもこれも、本来は大量展開をもとにバジリコック究極体を完成させ、それを維持するという回りくどい目標をもったデザインであるがため。
完全体育成を目指す場合は、爆発まで肥やすか和睦等で場を貯めるかが必要であるというのに。

このため、陽炎獣デッキを成立させるには、以下の方針が挙げられる。
 アドバンス召喚のリリース確保重視で動くか、踏み倒した召喚法の確立で動くかで大きく方向性が変わる。

・サポート重視のアドビート
 主にサーベラスの後続確保能力を活かしたビートダウン。
 耐性によって除去を腐らせつつ優位性を確保していける。
 攻撃力のサポートに関しては、アドも得られる《幻獣の角》などいくらか候補は存在する。
 《フレムベル・ヘルドッグ》とも兼用できるため優秀。
 エクシーズを捨てて《オレイカルコスの結界》で平均打点を確保する方法も。
 耐性を活かすためには、うスキルドレインで攻撃力を戻せないのが難点。
 《禁じられた聖杯》等をうまく使っていくことになる。 
 スピンクスで《火舞太刀》を延々蘇生しつづけてもアドを取り返しやすい。

・炎統一軸
 グリプス3積みで簡易な展開力を得る方針。
 ☆2チューナーと合わせて《クリムゾン・ブレーダー》にアクセスしやすいのが利点。
 《アーケイン・ファイロ》から《バスターモード》を狙う手段もある。
 この場合、陽炎獣に縛られず他の炎シリーズを活かすことも検討に入る。
 《ラヴァル・ランスロッド》は《真炎の爆発》に使いやすい。
 《炎星候ホウシン》シンクロ前に出すことで、バジリコックにすることも狙える。
 他属性でも、《ゾンビキャリア》等除外で始末する手段のあるものは利用できる。
 特に《アマリリース》は擬似《陽炎柱》として使え、最上級モンスターも視野に入れられる。
 条件が重なるものの、《幻獣機ブルーインパラス》も、墓地からリリース要員となるトークンを稼げる。
 これらの墓地除外発動を《星邪の神喰》で回すのも面白い。 

・スピンクスフルモン
 スピンクスの効果を確実にするためのフルモン構成。
 陽炎獣で唯一直接的なアド加算を狙えるため、縛った分の恩恵はある。
 グリプスを考慮しない場合は、同様のフルモン条件下で真価を発揮する《星見獣ガリス》の存在が大きい。
 いつでも使えるリリース要員となる上、☆6軸のため1200もの大ダメージも狙いやすい。

・スピンクス情報アドビート
 構築動機は上と同じなものの、デッキの自由度のために別なコンボパーツを入れることとなる。
 トップ把握は《ゾンビキャリア》のコストが手っ取り早いが、《王宮の鉄壁》が無いと一発ネタとなる上手札-1のディスアドは馬鹿にならない。
 《天変地異》《リチュア・ディバイナー》を用いたコントロールを狙うのが無難か。
 動きだけなら《浮上》でリリース確保しつつ効果を発揮できたり相性はいいが、机上の空論は各自実験の程。
 《氷炎の双竜》を狙える組み合わせだが、スピンクスで蘇生する炎属性の採用も考えるとバランスが難しい。
 ちなみに水属性にはリリースのお供【ガエル】が居ることも一考の余地。

属性の取捨選択・魔法罠の採用量と、いつも以上に構築のバランス力の問われる【陽炎獣】。
ハマった時の突破力・制圧力は中々のものなので、十分お勧めに値するシリーズだと思いますよ。

―余談―
 残された陽炎獣として欲しい効果はある程度絞られる。
 ファンデッキとして面白いのは、バジリコックサポート。素材加算とか。
 ガチデッキとして必要なのは、重さの解消。
  ありていに言って、柱と光輪に近い働きをモンスター効果で解決してもらいたい所。
 スピンクスやペリュトンで肥えやすい都合上、墓地利用だとなお良い。
 場合によってはデメリット持ちであろうと高打点がいると使い出がある。
 また、ソルデやアトゥムスを選択肢に持ちやすくなる恐竜族・ドラゴン族も大歓迎。
  合成獣というテーマの範疇には、ドラゴンも含まれているんですよねぇ・・・。
 放っておくと、ハルピュイアとかまた似たようなモチーフになり兼ねん・・・以前に揃わないのが悲しい所。
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 思考の嗜好であり、試行の歯垢に過ぎない。

主に遊戯王のカードやデッキの考察、自分専用まとめwiki。
たまに漫画・アニメ評とか。
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