【SoulCatcher[s]】報ワレナイ努力、得ラレナイ勝利、見捨テラレナイ友情

http://www.youtube.com/watch?v=1Ed949wIxX4

このコメント欄から溢れるSoulCatcher[s]の経済効果。


初見で絶対Clだと思ってた  初期はこんなに女顔  歌詞は無いからJASRACも怖くない

ということで、今回は木管パートリーダー2人と「吹奏楽のための木挽歌」をめぐるお話。
 前回の「トランペット吹きの休日」と比べ、4楽章10分の長丁場の曲。



ソラ ミレド ほは はろと

前章で竹風の学生指揮者・伊調の指揮と天籟の「塗りつぶす」音を目の当たりにし、
一つの理想と明確な目標を得た神峰。


でもかわいいので正義
※ストーリーにおける「苦悩と歓喜」を焦点とした本ブログのレビューでは、
 歌林センパイがちょろすぎたのでこの章は取り扱っておりません


目標が定まり、神峰は音楽を学ぶことを欲した。
そこでかつての「暴君」音羽が紹介したのは、「歩く音楽事典」御器谷 忍
 この、認められて次を紹介されていく流れも結構好きだったりする。

1マス削ったら「8」が出た   機雷の鎖

しかしこの御器谷、心の形は「折れた紙」、心象風景は「地雷原」

パートは裏方となる低音、「B.Cl・Fg」。個人としての性分から部内でも立場の低い存在。
一言一句に心は折りたたまれ、機雷は暴発する。
描写こそギャグじみているものの、シャレにならない「自信をもてない」心理が心苦しい。

果たして神峰は、御器谷に師事することはできるのか?
そして物語はそれだけで終わらない。更に複雑な苦悩に対面することとなる。
Op.12 マインスイーパー
 タイトルは、心象風景を元にした一発ネタですよね・・・初見は本当に大爆笑した。

ここだけバトルマンガ

「歩く音楽事典」とまで言わしめる知識を隠す御器谷。
その本質は「努力の人」。体の鍛え方も文化部のそれを凌駕していた。

 ※注釈:刻阪「吹奏楽でも基礎体力は大事」
  楽器演奏において必要とされる能力は肺活量が第一。
  息切れしない、安定した音を出すために腹式呼吸の腹筋などは重要とされる。
  あとは金管の唇の他、打楽器・低音など重量級の楽器運搬で腕力もおのずと鍛えられたりする。
  文化部なのになぜか走り込みが存在する、そんな裏体育会系な不思議な部。


教える条件として、「1週間でのコンデンス・スコア100曲写譜」という難題を吹っ掛ける。
 賞味1日15曲であり、意味もコツも掴めていない初心者がやるにはそうそう間に合うとは思えない量。

一日150枚感謝の写譜
しかし神峰、これを大幅に上回る。
 努力の人に認められるために自分も努力量で応える、下手なスポ根より脳筋な展開。
 明らかに人力の限界を超えたギャグじみた話とはいえ、展開としては熱い。

これにより1話である程度認められるというスピード展開ながら、新たな壁が現れる。

(^ω^#)ビキビキ

クラリネットパートリーダー、「影のスーパー偶像」邑楽 恵との確執。
「これまで通りのダメ金でいい、無駄な努力はしない」という邑楽。
一大勢力のトップでもあり、なじられる御器谷。
 それにしても、神峰っちゃんといい神海先生のこのイラッとくる若者言葉の使いこなしっぷりはなんなんだ

ここだけを提示されると、「進む意思を嗤う豚よ」と言わんばかりの胸糞悪い話。
しかし、人に歴史あり。この2人は旧知の仲であった。

Op.13 捨てる神あれば拾う神あり

停滞の箱庭

彼女の心は、「部屋」。自ら壁に囲まれ、閉じこもっている。
原因はこれまでの経歴。いつも同じ壁に阻まれ、その先の存在が信じられなくなっていた。

いい先輩の見本
元々は努力を厭わなかった邑楽。今の人望も、その上にある。
5年間かけて壁に塞がれ天井に塞がれた今があるとしたら、苦しい。
そして御器谷が上を目指す根本の理由は、「恵に報われて欲しい」ことにあった。

※実際に審査員という明確な基準の無い評価方法である吹奏楽コンクール。
 「指導者ありき」という諦観もあり、実力校との差を覆すのは本当に難しい。
 中学レベルなら、教員の人事異動でそっくり実力校が変わったなんて事も。
 一応、地方大会金をコンスタントにとれるだけでも恵まれた環境と言える。
 とはいえ、スポーツで当てはめればベスト4級といったところか。


そして御器谷の願いを胸に、邑楽と相対する。
「何か変わるかも」という神峰の申し出に対し、邑楽は・・・。

否定の一触れ

「どうすれば音が届くかわからない」
「どうすればリーダーとしてあれるか上手くいかない」
「何を考えているのかわからない」
「やりたいことをやらせてもらえない」


目的が定まっているが、方法がわからず苦悩していたこれまでの部員たち。
これを導くことで、壁を破り認められてきた。
しかし邑楽は「目指しても届くわけがない」諦観。
まず、導くものを求めていない。現状の改善を欲さない。

チャンスすら与えられず、行き止まりに立たされる神峰に、救いの手が差し伸べられる。

拾う神=先生は女神

指揮者として相対するチャンスを、与えられた。

個人的に、一番お気に入りは谺先生なんですよね。
彼女こそ最も自身の力不足に苛まれる一人ですし、采配をとる立場としての責任感にも押しつぶされている。
それでもなお、信頼や体面の狭間で苦悩し、指導者として立ち続ける。
若いながらにいい先生だなぁと常々思ってる。
報われて欲しいが、神峰が指揮者になることが救いになるかと言われたら何とも言えない立場なわけで。

Op.14 プログレ
 先進的音楽を意味する Progressive Rockの略称。
 「roundabout/yes」等の総称で、いかにもジョジョ畑出身らしい表現。

ともあれ彼女の提案で、自分だけでは進めない先へ道が生まれた。
 この相対してきた相手の働きかけで話が動く感じ、いやぁ王道の少年マンガじゃないですか。
 仲間ってのはなれ合いでもない、こういった関わり合いが肝ですよね。

そしてこの機会を活かすため、神峰は更に地雷原を走り抜ける。
努力家だった頃の邑楽の象徴、「最後の写譜」から曲を選び出す。
しかし、邑楽だけでなく御器谷の地雷まで踏み抜くことになる。

トラウマイスタ

「吹奏楽のための木挽歌」。2人が中学最後の大会で全国を逃した苦い記憶の曲。
なによりも、御器谷の曲最後のソロでの失敗。
邑楽の諦観への一歩であり、それを踏み抜いた自責の念が御器谷を蝕む。
それを乗り越えるため、神峰は曲の予習をはじめ・・・?

そして今、覚醒の時。

ソーマなら脱いでた まぁ、聞けばわかるはずだが しかしこの、ピッコロのフォントェ

楽譜を理解し、奏者を配置し、身振りのみで明確な指揮を伝える。
奇しくもそれは、御器谷の課題と指導によって得た能力であった。
その力で、御器谷の隠してきた力を呼び覚ます。

Op.15 ボクノート

特に卑屈でない爆撃が邑楽を襲う!

機雷は爆撃となり、邑楽の壁を破らんと働きかける。
諦めていた想いを、思い出させる。

コンクリ壁破壊する系女子

そして、破った先には・・・。

脱獄の先に何を見る  爆裂の果てに何処に立つ

開放的になった2人の心象風景、好対照で美しい。


え、見たい?こんな長文読ませといてオチ無しとかひどい仕打ちだって?
そんなあなたにはこちらのMADをどうぞ。



本ブログでは「是非とも本編で見て欲しい」という想いから意図的に見せ場の画は載せておりません。
その分ストーリーラインの解説に注いでいるつもりですので、見せ場を更に劇的に演出しているこちらのMADとは互換関係として見て頂ければ。

そんなこんなのサブタイトル、ボクノート
 元ネタはドラえもん映画の主題歌にも用いられた、スキマスイッチの楽曲と思われます。
 このMADでもその曲を使用。もうね、前奏から泣けるとかね、やっぱり音楽の力は偉大。

「並べたもんは紙クズだった」「募り積もる感情は膨れていくだけ」
「痛みをただ形にする」「僕がいるこの場所は少し窮屈」
「足元に投げ捨てたあがいた跡」「探していたものは、目の前にあった」

ところどころに、2人の心境や進んできた道の跡を示すキーワードが。
「ボクノート」という曲名にも、「僕の音」というダブルミーニングをもつ説もありピッタリ。
「怪獣のバラード」もそうながら、神海先生こんな毎度ジャストはまるタイトルもってくるなんて、音楽全般が本当に大好きで造詣深いんだなぁと別の感動も覚える。

ミッキー、イケメンに至る

そして憑き物の落ちた二人は、こうして歓喜への道をまた歩むのです。

●ミドコロコネタ

滝田ちゃん足長ッ!!

今回の合奏は、サックスソロ・ティンパニソロと、これまでの登場人物もカッチリ見せ場を持った構成。
今まで味方につけてきた人たちの協力あって今回の結果があったというのは胸熱。
紹介順といい、ストーリーラインが非の打ちどころの無い流れで曲を活かしているというのも凄い話。
滝田・今金も姿を見せていて、捨てキャラがいないなぁと感心する。

そしてえぇ、捨てキャラがいないという点では。

この女、陥落たッ!! ちゃっかり隣の席キープ
Tp編出演のホルン子ちゃん(仮)が再登場で熱い視線を神峰っちゃんに送っております。
流石ヒロインのピンチ(暴君)から救い出した主人公は格が違うぜぇ…一発陥落じゃねぇか…。
神峰っちゃんはもっと刻阪以外の1年とも仲良くしましょう、そうしましょう
ハハッ、ホルン編が楽しみだぜぇ・・・。

失礼、取り乱しました
今後の展開に関しては、既にフラグが3本ほど。

現実は非情である

指揮の力は部員全員に見せつけられたと思われるが、それでもなお半数。
棄権分を含めれば過半数には至っていないし、奏馬部長の分もありまだまだ味方は少ない。
直接関わって認められたパートからしか支持を得られていないのだ。
まだ学生、それもほぼ素人の指揮を許容するには壁は厚い。

この中で、キーとなりそうな人が3人。

ユーホ推し  解説おつかれさまです 初期Eu

今週、やたらとカットが多かったユーホニアムのパートリーダー。
テューバの川和さんはまだしも、まだ名前も明かされていない状態でこの待遇。
呑気そうなオーボエの木戸リーダーと比べると、ひと悶着ありそうな予感。

評価ひくいなおい 消去法で彼に確定です

逆に今回名前のみの登場で妙な存在感を醸し出した弦バス・弦野。もうネーミングが安易
このパートに行くときは本当にタイマンになるわけで、どうなることやら。

しかし、大本命は彼女である。

楽器入れるため邑楽さんも参入 セリフはこれと「はいよー」のみ

フルートパートリーダー・吹越花澄。

セリフは1コマながら、「超穏健派っぽい」という事は一発で伝わるキャラ性。
2話の「青春の輝き」のシーンでこれまで出た奏馬・打樋・音羽・邑楽と共にワンカット出演も果たしている。
そして今回の「合奏に参加しながら棄権」である。
 異様な存在感を放っている。
現時点で前作ファンが異様に期待する、シアンのような「吐き気を催す邪悪」枠最有力候補な気がしてならない。
全員ピリピリしてる中でのコレだから、逆に怖いんだよこの人・・・。
なんかピッコロへの指示、フォントがなぜかおどろおどろしいし・・・。
思い過ごしで見た目通りの癒し枠だといいのですが・・・。

 ※Op.19現在、やり方は間違っても、見た目通り妹思いのいい人です。思い過ごしです。
  奏馬さんも邑楽姐さんもラスボス予想外すし、ごめんね先輩方!
  神海先生には踊らされっぱなしというか、勝手に踊っているというか…


オーボエ テューバ
 その他で現在名前がわかっているのはこの2人。
 Hr・Tbは今章時点で名前が未判明ながら巻頭カラーに登場しているため大筋は既に企画済、のはず。
  なにせホルンにはホルン子ちゃんが待ってるからね!!!
 しかし現時点でコミックス表紙を1人ずつにすれば15巻は持つ人数出ているあたり、やはり人の多さが特徴的。

※9/25、rlldiさんのMADの挿入にあたり一部加筆。以後の話で明らかになった点とか修正。
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 思考の嗜好であり、試行の歯垢に過ぎない。

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たまに漫画・アニメ評とか。
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