神峰「俺はアイドルのプロデューサーだ!」【SC×アイマスSS】Op.Ⅰ

1 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 16:59:33.00 ID:n7y0NWTL0 [1/56]

神峰(オレのプロデュースで高槻家の皆を纏め上げ)

神峰(絶望の海に沈みかけてた長介君の心を掬い上げることができた)

神峰(そのかいあって、高槻さんも一時的に765プロに戻ってきてくれたんだが……)


神峰(アイドルソングコンテスト……)

神峰(賞金300万をかけた、このイベントの準備はまだなにもできてねェ)

神峰(高槻さんと一緒に出場するメンバーはかろうじて決めたんだが……)

>>3>>5(律子以外の765プロアイドルなら誰でも)


神峰「俺はアイドルのプロデューサーだ!」 、はじまり。

前スレ
神峰「俺がアイドルのプロデューサー……?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1394430843/

 三浦あずさ編  天海春香編  双海亜美編  四条貴音編
 如月千早編 高槻やよい編
3 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:00:13.41 ID:M37IF0TK0 [1/7]
雪歩
5 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:00:27.51 ID:rwa1Iw6o0
貧乳
6 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:01:20.01 ID:n7y0NWTL0 [2/56]
貧乳って千早でいいのか?



7 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:08:15.59 ID:n7y0NWTL0 [3/56]

神峰(そう、ユニットのメンバーは千早さんと萩原さん……)

神峰(あの病院でのライブで、心の壁をブッ壊した千早さんについては問題ねェが)

神峰「萩原さーん……」

雪歩「」ブルブル

神峰(男が苦手だっていうこの子には、未だに怯えられたまま……)

萩原 雪歩
神峰(なまじ怯えから振動しまくってる心が見える分、ムリに近づくのもしづれェし)

神峰(どうスっかな……)


9 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:14:16.62 ID:n7y0NWTL0 [4/56]

神峰(しかしホントに苦手なんだな……)

神峰(この子の心、オレが少し近づくだけでも跳ね上がるし)

神峰(今も2メートルは離れてんのに、まるでマナーモードの携帯みてェに震えてる)

神峰(この事務所に来て、プロデューサーって仕事について)

神峰(あずささん、春香さん、亜美、貴音さん、千早さんにはある程度信頼してもらえるようになった……)

神峰(と、思いてェ)

神峰(できればコンテストまで時間もそうねェし、早く普通に会話できるレベルになって欲しいんだけど……)

雪歩「」ガタガタガタ

神峰「……コレだもんなぁ」


11 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:21:40.01 ID:n7y0NWTL0 [5/56]

神峰「なぁ、萩原さん」

神峰「いい加減落ち着いてくんねェっスか?」

神峰「そりゃ苦手だってことはわかるんスけど……」

雪歩「うぅ……ごめんなさい、プロデューサー……」ブルブル

雪歩「私も、どうにかしたいと思ってるんですけど……」ブルブル

雪歩「やっぱり男の人はすっごく怖くて……」ブルブル

神峰(むぅ……)

神峰(多少強引に踏み込んでみるか?)ジリッ

雪歩「!」ススス

神峰「…………」ジリッ

雪歩「…………」ススス

神峰「………………」ジリジリッ

雪歩「………………」ススススッ


12 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:28:29.54 ID:n7y0NWTL0 [6/56]

神峰(……近づいた分だけ、後ろに下がられる)ジリジリ

雪歩「……」スス

神峰(だけど、もう、すぐ後ろ壁が来てるッスよ萩原さん)ジリッ!

雪歩「!」ドンッ

神峰(追い詰めた!)

雪歩「う……うぅ……!」

雪歩「こ、こんなプロデューサーを怖がっちゃうような私は……!」

雪歩「穴掘って埋まってますぅ~~~!!」バッ

神峰「うお! そのスコップどっから出したんスか!?」

神峰(! それどころじゃねェ! イヤそれも大変なんだけど!)

神峰(萩原さんの心、奥底まで潜ってちまった!)

神峰(この状態じゃオレの声が届かねェ!)

神峰(強引に迫ったのは失敗だったか!?)


16 名前:スレタイでググればログ速に[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:36:39.62 ID:n7y0NWTL0 [7/56]

真「おはようございまーっす!」

神峰「あっ……!」

雪歩「」ブルブル

真「って、プロデューサーと雪歩!?」

真「雪歩に何してるんですかプロデューサー!!」

真「事と次第によっては……いくらプロデューサーでも、叩き伏せますよ!」バッ!

神峰「ちょ、ちょっと待ってくれ菊地さん!」

神峰「別にオレは萩原さんに何も……!」

神峰「ちょっと近付いちまったけど、それだけで!」

真「……雪歩、本当なの?」

雪歩「……う、うん。プロデューサーは、悪くないよ真ちゃん……」プルプル

雪歩「ただ私が男の人に近寄られると、どうしようもない。ダメダメな人間なだけだよ……」プルプル


20 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:42:42.95 ID:n7y0NWTL0 [8/56]

雪歩「……だから、こんなダメダメでひんそーでちんちくりんの私は、穴掘って埋まってるよ……」ザクザク

真「あ、ちょっと! ダメだよ雪歩! 事務所の床に穴掘ろうとしちゃ!!」

神峰(スゲェ……! コンクリートにスコップ突き立ててる……!)

神峰(どこからともなく取り出したことといい、あのスコップどうなってんだ!?)

真「プロデューサーも見てないで止めるの手伝ってくださいよー!」

真「あ、でもプロデューサーが近くに来たら余計暴走しちゃうか……」

真「やっぱそこで見てるだけでいいです!」

神峰「あ……、ハイ……わかったッス……」


24 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:48:17.57 ID:n7y0NWTL0 [9/56]

神峰(結局今日はロクに萩原さんの心を開けなかった……)

神峰(コンテストに出場する為のオーディション、その受け付け自体は終わっちゃいるが)

神峰(肝心のオーディションまでの日取りもそうあるわけじゃねェ)

神峰(何とか早く……早く、萩原さんに信頼してもらわねェと……!)

神峰(今回のオーディションには、高槻さんのこともかかってんだ……!)

神峰(足踏みしてる暇は、ねェ!)


28 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 17:59:49.20 ID:n7y0NWTL0 [10/56]

神峰「ハヨッス」ガチャ

律子「あ、プロデューサー、おはようございます」

律子「で、ちょっといいですか……?」

神峰「あ、ハイ……。なんスか? 秋月さん」

律子「結構大きな仕事が舞い込んできまして……」

律子「見てもらった方が早いでしょう、コレです」ピラッ

神峰「え、っと……降郷村夏祭りへの参加……ッスか?」

律子「はい、事務所全員での参加を依頼されてます」

律子「一日仕事になりますが……」

律子「皆に経験を積ませる意味でも、ギャランティ的な意味でもかなり良い仕事です」

律子「ですが、プロデューサーはコンテスト、並びにオーディションに向けての準備もありますし……」

律子「この仕事、受けるかどうかプロデューサーに任せたいと思います」


30 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:07:46.33 ID:n7y0NWTL0 [11/56]

神峰(……夏祭りのステージ出演の依頼、か)

神峰(確かにオレもアイドルもちゃんとしたステージに立ったのはルーキーライブと院内ライブの二回だけ)

神峰(それだってアイドルの皆は合わせても五人しか参加してねェ)

神峰(全員歌えるこの機会、活かしてやりてェな……)

律子「……その顔を見るに、結論は出たみたいですね」

神峰「ハイ。オレ、この仕事受けまス!」


神峰(……もし、高槻さんがアイドルを辞めざるをえなくなったとき)

神峰(コレが最後の思い出になれば……なんて考えが、頭をよぎった)


34 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:15:20.02 ID:n7y0NWTL0 [12/56]

律子「ほーら、皆朝早くて眠いのはわかるけどちゃっちゃと車乗って!」

律子「特に美希! 車に乗ってから寝なさい!」

律子「千早に寄りかかって寝ない!」

美希「ん~律子は相変わらずうるさいの~……」ムニャムニャ

美希「ミキ、もっとおっきな心を持つべきだって思うな」

律子「律子さん!」

千早「ほら美希、ちゃんと自分の足で立って……?」


神峰「スイマセン、音無さん……」

神峰「オレが車の運転できれば……」

小鳥「別にいいですよ~、皆の送り迎えぐらい」

小鳥「いっつも事務所で留守番してるのも寂しいですし!」

小鳥「たまには私もこうやって皆と出かけたりしたかったんですよー?」


36 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:24:33.67 ID:n7y0NWTL0 [13/56]

貴音「降郷村には果たしてどんな美味があるのでしょうか……」

響「……貴音は相変わらずだなー」


伊織「……ねえ、やよい。今日は家のことは大丈夫なの?」

やよい「あ、うん。だいじょーぶだよ伊織ちゃん!」

やよい「今日はお母さんも、お父さんも家にいてくれるし!」


美希「あずさの膝枕、柔らかいの~」Zzz

あずさ「あら~。それは良かったわ~、美希ちゃん」ナデナデ


小鳥「あ、ちょっと律子さんそこの地図取ってくれます?」

律子「これですか? いいですよ、私がナビゲートします。何を見れば……」


神峰(スゲェ居心地悪ぃ……)

神峰(今更だけど社長、アンタの存在って偉大だったんスね……)

神峰(男一人ぼっちはしんどいッス……)


37 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:33:21.45 ID:n7y0NWTL0 [14/56]

春香「着きましたねー! って……」

真美「……なんか、かなりくたびれた感じだね→亜美」

亜美「……イモっぽさが匂ってくる感じだね→真美」

千早「私は歌をちゃんと歌えるのなら、なんでもいいですけど……」


小鳥「あいたた……、ずっと運転してたから腰が……」

律子「大丈夫ですか? 小鳥さん」

律子「何なら帰りは私が運転しても……」

美希「なんか小鳥オバさんくさいの~」

小鳥「あ~っと私全然元気でした! 腰なんか全く痛くありませんでした!」

小鳥「帰りも余裕のよっちゃんで運転できちゃいまーす!!」

律子「そ、そうですか……。まあ小鳥さんがそういうなら良いですけど……」


46 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:42:47.50 ID:n7y0NWTL0 [15/56]

青年団「遠いところようこそ~756プロの皆さん!」

雪歩(ひっ! お、男の人~~……!?)ビクッ

青年A「よければ荷物をお持ちしましょうか?」

雪歩(あ、あわわわわわわ)ガタガタガタ

グイッ

神峰「スイマセンけど」

神峰「……それ以上は、潰れちゃうんで」

青年A「?? どういう……?」

真「ほら、雪歩! 今のうちこっちに!」
  ゆきほるん子ちゃん!


雪歩「あ、真ちゃ……」

真「あの、すいません、この子ちょっと男の人が苦手で!」

真「荷物も自分たちで運ぶんで大丈夫です!」

真「お気遣いありがとうございましたー!」ピュー

青年A「え、あ、ちょっとー?」


49 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:46:36.16 ID:n7y0NWTL0 [16/56]

神峰(……萩原さんの反応見てわかったけど)

神峰(オレはどうやらあれでも受け入れられてた方らしい)

神峰(あの青年団の人には悪ぃけど、あの人に触れられそうになった時の萩原さん)

神峰(今にも心が潰れちまいそうだった……)

神峰(よくあんなんであの年まで無事に生きてられたな萩原さん……)


神峰「ハァ……、焦らず行くしかねェのか……」


56 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 18:53:21.11 ID:n7y0NWTL0 [17/56]

伊織「ちょっとー! このスーパーアイドルの伊織ちゃんに雑用までやらせるなんてどういうことよー!」

千早「ステージの設置も、自分たちでやることになるなんてね……」

響「人出が全く足りてないぞ……」

律子「……なるほど、こういう理由であの不自然なギャラの高さだったのね」

律子「予測しておくべきだったわ……!」

貴音「真、このびわ漬けは美味ですね」ムシャムシャ

春香「食べてないで手伝ってくださいよ~貴音さ~ん!」

美希「おにぎりがあればミキはなんでもいいって思うな」ムシャムシャ

真美「ミキミキもだよ→!」


61 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 19:00:28.75 ID:n7y0NWTL0 [18/56]

神峰「な、衣装を間違えて持ってきた!?」

亜美「だ、だって兄(C)、赤いの持ってきてくれって言ったっしょ~」

神峰「ああ、確かにそうだなそう言った……」

神峰「どうしようもなくオレが悪ぃ」

小鳥「まさか赤い鞄と赤い衣装を間違えるなんてねぇ……」

あずさ「う~ん。こうなった以上、私服でステージに上がるしかありませんねえ~……」

あずさ「流石にこんな派手な衣装は、使えませんし……」

真「て言っても今日、ボクや響は踊れるような格好してないよ……?」

真「歌うぐらいならなんとかなるかもしれないけど……」


63 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 19:10:42.81 ID:n7y0NWTL0 [19/56]

やよい「それ、真さんたちだけじゃないかなーって」

やよい「確か伊織ちゃんも、なんだか裾を踏んじゃいそうなお洋服着てましたしー……」

小鳥「そう言われて思い返してみると、確かに踊れなさそうな服装の子がチラホラいるわね……」

あずさ「どうしますか? プロデューサーさん……?」

あずさ「踊れない子に合わせて歌だけのステージを全員でやるか……」

小鳥「踊れる子だけでキチンとしたものをお届けするか、ですね」

やよい「あの、グループを二つ作ってそれぞれやるっていうのはどうでしょー!」

真「あ、それいいよやよい! 頭いい!」

やよい「そ、そうですか? えへへ……」

神峰「……イヤ、悪ぃがその案は無理だ」

神峰「とてもじゃねェけど二つものグループのステージをやる時間は確保できねェ」

神峰「ステージを使うのは何もライブだけじゃねェんだ」

神峰「そんなに占領することはできねェ」

やよい「あう……、そうなんですか……」


68 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 19:18:06.51 ID:n7y0NWTL0 [20/56]

真「それじゃあ……どうするんですか? プロデューサー」

あずさ「私たちはプロデューサーさんの決定に従いますよ?」

神峰「んじゃあ……」

ガラッ

律子「あのープロデューサー、ちょっと急ぎの用件が……」

律子「って雪歩、アンタどうしたのそんな部屋の隅で丸くなって?」

雪歩「なんでもないですぅ……」ズーン

神峰「秋月さん、なんかあったんスか?」

律子「それが……」


71 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 19:27:18.05 ID:n7y0NWTL0 [21/56]

神峰「夜店の店番に何人かアイドルを借りたい……っスか」

律子「ええ、なんでも人手が足りてないそうで……」

律子「それで拘束される時間の関係上、そっちに行かせるとライブには出れなくなりまして……」

律子「全員でライブってのは、残念ですが……」

神峰「……都合がいいんだか悪ぃんだか」

神峰「奇しくも今こっちも同じような問題にブチ当たってたとこッス」

小鳥「でもこれって、考え方によっては丁度いいんじゃないですか?」

神峰「まぁ……そうッスね」

神峰「夜店の方を担当するアイドルを踊れない子達にすれば……」

律子「ちょ、ちょーっと待ってくださいプロデューサー殿?」

律子「何の話だかイマイチわかりませんけど夜店を担当する子は誰でもいいわけじゃないですよ?」

律子「やらなきゃいけないのはたこ焼き屋、焼きそば屋なんで、ある程度料理が出来る人間じゃないと……!」


76 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 19:39:17.61 ID:n7y0NWTL0 [22/56]

神峰「……ウチのアイドルで料理ができる人って誰がいまス?」

あずさ「あの~。私、一人暮らしなので一応、ある程度は……」

律子「小鳥さんも確か一人暮らしでしたよね?」

小鳥「え、ええ、まあ。焼きそばぐらいなら普通に……」

神峰「他に一人暮らしっていうと……、千早さんと我那覇さんッスか」

小鳥「千早ちゃんは多分……」

律子「あー……厳しいでしょうね……

真「でも響なら多分大丈夫じゃない?」

やよい「確か前に、沖縄料理得意だーって言ってましたよー!」

神峰「というか夜店ってのは何人必要なんすか?」

神峰「二人とかでいいならもう……」


83 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:06:51.07 ID:n7y0NWTL0 [24/56]

神峰「やっとこ割り当てが決まった……」

律子「時間かかりましたね……」

小鳥「プロデューサーさんも意外と、あの子たちのことで知らない部分あったんですねー」

神峰「まあ、担当してないアイドルのことはまだ中々わかんないッスね……」

律子「とりあえずこの割り当てでいくから、アンタたちちゃんと覚えてといてねー」

ステージ
やよい、雪歩、千早
春香、亜美、貴音

夜店
あずさ、小鳥、響

待機
伊織、真、美希、真美

真「ボクは待機組かあ……」

律子「まあ、その服じゃねえ……」

律子「なんで今日に限って、そんなフリフリでヒラヒラで着てんのアンタ……」


86 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:18:17.27 ID:n7y0NWTL0 [25/56]

神峰「そろそろ出番だけど皆大丈夫ッスか?」

亜美「兄(C)こそダイジョーブ~?」

真美「ちゃんとサイリウム持ってる~?」

神峰「オマエ等に心配されなくても、貯蔵は十分だよ」

神峰(一度全部折られたことがあってからは、対策して色んな場所に分散させて持ってるしな……)

神峰「というか真美はステージ組じゃねェだろ、何でコッチ来てんだ?」

真美「そんなん皆の応援しに来たに決まってるっしょ→!」

真美「真美は残念なことにミニスカートだからステージに立てないけど……」

真美「心は亜美が一緒に持ってってくれるから!」

亜美「んっふっふ~、任せておきたまえ真美隊員!」

亜美「亜美たちがチミの分まで会場を沸かせてあげよう!」


91 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:27:42.45 ID:n7y0NWTL0 [26/56]

神峰「んじゃ、オレは先に客席行ってるから……」

神峰「そこで震えてる萩原さんも、時間が来たらちゃんとステージに上がってくれよ?」

雪歩「あ、はいぃぃぃぃ……」ブルブルブル

春香「雪歩、大丈夫……?」

貴音「なんということでしょう……」

貴音「まるで雪歩一人極寒の世界にいるようです」

貴音「面妖な……」

やよい「大丈夫ですよ! 雪歩さん、ステージってとっても楽しいんです!」

やよい「一度立っちゃえばちゃんとババーンってなれます!」

雪歩「うぅ……やよいちゃぁぁん」ブルブルブル

千早「そうね……、それに萩原さんは独りじゃないわ」

千早「困っていたら、皆助けてくれる……」

千早「もちろん、私も、ね」

雪歩「ち、千早ちゃぁぁあん……」ブルブルブル


95 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:37:14.25 ID:n7y0NWTL0 [27/56]

神峰(お、出てきたな……)パキパキ

神峰(じゃあ、始めるか……)

神峰(オレの……、プロデュースを!!)バッ

=勇 気 を 胸 に 抱 い て=

神峰(萩原さん……、何でオレがアンタを選んだと思う?)フリフリ

神峰(高槻さんのことがかかった、大事なコンテストのユニットメンバーに)フリフリ

神峰(オレだって、もうそれなりに長ェこと765プロでプロデューサーやってんだ……)サッサッ

神峰(アンタがどういう心の持ち主で、どういう人間なのかぐれェある程度把握してる)サッサッ

神峰(アンタは決してオレに心を開いてねェわけじゃねェ)ブンブン

神峰(開こうとしてねェわけでもねェ)ブンブン

神峰(むしろ、その逆……必死にオレに心を開こうとしてくれる)ブンブン

神峰(だけど、恐れる自分が立ち塞がって、それができねェでいる……)ブンブン

神峰(アンタに足りねェのは……ただ、一欠片の勇気だけだ!)バッバッ


99 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:44:56.45 ID:n7y0NWTL0 [28/56]

神峰(自分で勇気が出せねェなら……オレが、皆が、分けてやる)バッバッ

神峰(だから今、ここで、最初の一歩を!)サッサッ

=踏  み  出  せ  !=


雪歩(うぅ……、プロデューサー……それでも私……)~♪

雪歩(プロデューサーが……、ううん、プロデューサーだけじゃない)~♪

雪歩(男の人が、怖くて怖くて、たまらないんですぅ……)~~♪

雪歩(ごめんなさい、こんなダメダメな私で……)~♪

雪歩(こんな私なんか……もう……)~~♪


102 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:49:57.55 ID:n7y0NWTL0 [29/56]

神峰(くっ……! やっぱそう簡単にはいかねェか!!)フリフリ

神峰(また、あのときと同じだ!)バッバッ

神峰(心が穴の奥に落ちてっちまった!)ブンブン

神峰(だけど今回はオレ一人じゃねェ! アンタのこと、そう簡単に諦めたりしねェぞ!)サッサッ

神峰(まずは貴音さん! アンタの月明かりで、暗い穴のそこまで光を届けてくれ!)スッ

=眩  い  月  光  を  !=


貴音(その言葉、しかと承りました……、プロデューサー!)~~♪


105 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 20:57:59.33 ID:n7y0NWTL0 [30/56]

雪歩(あ……、これ、四条さんの歌声……)~~♪

雪歩(なんだろう……聞いてると明るい気持ちになってくる……)~~♪

雪歩(でも……、やっぱり……)~♪


神峰(よし! 光が差して心が見えた!)フリフリ

神峰(次はアンタの出番だ千早さん!)バッバッ

神峰(アンタの! その、翼で!)ブンブン

神峰(穴の底に座り込んじまってる萩原さんの心!)サッサッ

神峰(引っ張り出してやれ!)スッ…

=掴 ん で 翔 び 上 が れ !=


千早(全く、相変わらず貴方の言うことは滅茶苦茶なんですからっ……!)~~♪


106 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:03:23.02 ID:n7y0NWTL0 [31/56]

雪歩(今度は千早ちゃんの……!)~~♪

雪歩(でも、ダメ……私は……)~♪

千早(くっ……私一人じゃ……!)~♪


神峰(千早さん一人で無理なら!)フリフリ

神峰(春香さん! ここで増幅、頼むぜ!)ブンブン

神峰(アンタがもう片方の……翼だ!)サッサッ

=千 早 さ ん と 一 緒 に !=


春香(よ う や く 私 の 出 番 で す ね !)~♪

春香(春香さんの本領発揮ですよ! 本領発揮!)


110 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:09:52.10 ID:n7y0NWTL0 [32/56]

神峰(ようやく萩原さんの心、穴の奥から引っ張り出せた!)フリフリ

神峰(だけどまた潜られちゃ意味がねェ!)ブンブン

神峰(そうならねェ為に、高槻さん!)バッバッ

神峰(イくぜ!)スッ

=虹 を 出 し て く れ !=

神峰(足りねェ六色は……!)パキパキパキパキパキパキ

神峰(オレが出す!)ブンブンブンブンブンブン


やよい(うっうー! 了解です、プロデューサー!)~♪


122 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:17:11.86 ID:n7y0NWTL0 [33/56]

神峰(さあ……、もう下向いて穴掘ろうとなんかできねェぞ!)フリフリフリフリフリフリ

神峰(空にかかったあんなキレェな虹……)ブンブンブンブンブンブン

神峰(無視できるわけ ないだろう!)バッバッバッバッバッバッ

神峰(上を向かざるをえねェハズだ!)スッスッスッスッスッスッ

神峰(そしたら今度こそ自分の足で……!)サッサッサッサッサッサッ

=踏  み  出  せ  !=


雪歩(なんだろう……)~♪

雪歩(皆と一緒に歌ってる、ただそれだけなのに……)~~♪

雪歩(あんなに感じてた怖さも、あんなに嫌だった自分も)~~♪

雪歩(遠くに行っちゃって……!)~~♪

雪歩(今なら……!)~♪

雪歩(何でもできちゃいそうですぅ!!)~~


126 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:23:13.65 ID:n7y0NWTL0 [34/56]

神峰(よし!! コレなら……!)ブンブンブンブンブンブン

雪歩「!? !!!」~、~♪

神峰(な、どういうことだ! あんだけ安定してた心が!)フリフリフリフリフリフリ

神峰(ここに来て、尋常じゃなく震えてやがる!!)バッバッバッバッバッバッ

神峰(空に浮かぶ虹ももう目に入ってねェ!)スッスッスッスッスッスッ

神峰(今にもまた穴を掘り出しちまいそうだ……!)サッサッサッサッサッサッ

神峰(一体萩原さんの身に何が……!?)フリフリフリサッサッサッ

ワン!


130 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:29:01.80 ID:n7y0NWTL0 [35/56]

神峰(アレは……犬!?)フリフリフリフリフリフリ

神峰(客席に、犬を抱えた婆ちゃんが……!)ブンブンブンブンブンブン

神峰(そ、そういや確か萩原さんのプロフィールに……!)バッバッバッバッバッバッ

神峰(苦手なものは男の人と『犬』だって……!)スッスッスッスッスッスッ

神峰(まさか、犬も男と同じぐれェ苦手だったのか!?)サッサッサッサッサッサッ


雪歩(ごめんなさい……! プロデューサー……!)~~♪

雪歩(ごめんなさい……! 皆……!)~~♪

雪歩(ここまで私の為にやってもらったのに……!)~♪

雪歩(最後の最後で……!)~♪


=大   丈   夫   !=


131 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:32:29.34 ID:n7y0NWTL0 [36/56]

雪歩(えっ……? プロデューサー?)~♪

神峰「」ブンブンブンブンブンブン

=問   題   ね   ェ   !=

雪歩(で、でも……! 犬が……!)~♪

神峰「」フリフリフリフリフリフリ

=何 度 で も 言 っ て や る !=

=大   丈   夫   だ   !=

=皆  が  つ  い  て  る  !=

=オ レ が つ い て る !=


134 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:36:04.40 ID:n7y0NWTL0 [37/56]

=萩  原  さ  ん  な  ら=

=大   丈   夫   !=


雪歩(プロデューサー……!)~♪

=そ の 胸 の 勇 気 を !=

=振  り  絞  れ  !  !=


雪歩(私……! 私……!)~~

雪歩(頑張ります! プロデューサー!)~~♪


よろこびのうた


137 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:41:57.31 ID:n7y0NWTL0 [38/56]

雪歩「プロデューサー!」タッ

神峰「あ……萩原さん。お疲れッス」

雪歩「プロデューサー……ありがとうございました!」

雪歩「こんなダメダメな私を導いてくれて……!」

雪歩「私があんなステージできるなんて……!」

雪歩「犬も、男の人だっていっぱいいたのに……!」

雪歩「全部、プロデューサーのおかげです!」

雪歩「本当に……ありがとうございました!!」

神峰「……オレは、萩原さんを確かに導きました」

神峰「でも、導くってのは与えるってことじゃねェッス」

神峰「オレがやったのは道を指し示しただけ……」

神峰「その道を歩いたのは、最初の一歩を踏み出したのは萩原さん自身ッス」

神峰「勇気は最初から萩原さんの中にあったんス」

神峰「だから、オレはお礼を言われるようなことは何もしてないッスよ」


141 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:48:10.37 ID:n7y0NWTL0 [39/56]

神峰「萩原さんがオレに対して何か思うなら……」

神峰「それは萩原さん自身に思ってあげてください」

神峰「ホントにスゲェのは萩原さんですから!」

雪歩「プロデューサー……」

雪歩「……わかりました。プロデューサーがそこまで言うんなら」

雪歩「私を雪歩って呼んでくれたら、そうしてあげてもいいですよ♪」

神峰「雪歩さんでこのやりとり6人目なんスけど……」

雪歩「ふぇぇ!?」


亜美「……兄(C)今日一回も亜美に指示くれなかった」

神峰「あ、イヤ! 今日の亜美は、ホラ! 指示出すまでもないような状態だったっていうか!」

神峰「もう何も指摘することないベストな状態だったから!!」

亜美「……しょうがないからそういうことにしといてあげるよ→」

亜美「次はないからね……? 兄(C)」

神峰「は、ハイ……」



Op.Ⅱへつづく

143 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/12(水) 21:49:39.57 ID:n7y0NWTL0 [40/56]
やよい編を終わらせようとスレ立てたらいつの間にか雪歩編が終わっていた……
な、何を言っているのかわから(ry

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戸付湯歌

Author:戸付湯歌
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 思考の嗜好であり、試行の歯垢に過ぎない。

主に遊戯王のカードやデッキの考察、自分専用まとめwiki。
たまに漫画・アニメ評とか。
神海英雄先生のソウルキャッチャーズは永遠の魂です。

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ご当地大戦 布教用考察
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