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うららかにされないために-《灰流うらら》対策

時は2015初頭。クリアウィング登場で加速する風に乗り出したあの頃。
ペンデュラムの登場によりクリフォート・ツールを始めとした永続が力を持ち出したその時、「幽鬼うさぎ」は現れました。
ヒュプノシスター然り、ペンデュラムがシンクロやエクシーズと違ったのは、「初期からメタカードが同時に登場していた」ことだと思います。
不協和音らほど露骨かつそれゆえに用途が狭いカードではなく、なかなか上手い調整のカードだったと思います。

時は流れ2016初頭。そういう周期なのか今度はクリスタルウィング、未だツィオルキられていなかった彼にロマンを見たあの頃。
世はまさに大エンタメ時代。【EMEm】規制後も【EM竜剣士】として引き続き猛威を振るう魔境で「浮幽さくら」は産まれました。
一色ミラー環境へのアンチテーゼか、ダンテを始めとした依存デッキへの殺戮か。
サイドラに対するキメフォの如く、「メタのためのエクストラデッキ」というあり方を示しました。
メタるために主流デッキユーザー以外にも買わせるという、販売戦略も込でパラダイムシフトなカードだったと思います。

そして時は2017初頭。シンクロの希望は潰え、白枠の降り積もらない覇王竜による終末の冬。
使用済み墓地は当たり前のようにデッキのカードと交換されるわ、芝は刈られるわ猫は帰ってくるわのてんやわんや。
デッキに触る回数、ひいてはシャッフルする回数が増えすぎて面倒くさい昨今、「灰流うらら」はやってきました。

チューナー・効果モンスター 星3/炎属性/アンデット族/攻 0/守1800
「灰流うらら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。この効果は相手ターンでも発動できる。

●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果


落ち着けうららかじゃねぇぞ スタンプ候補


 これはアカンやろ。


テキストの荒っぽさといい、カードの発動ですらない仁義なき有効範囲といい、下手したら《神の警告》よりも対応可能範囲が広いという頭の悪さ。
しかも「含む」という魔法の言葉によって、付帯効果が引っかかるカードはまるごと機能停止し、直接的に適応範囲にならないルール付与ですら影響下に置く。
更に「加える」という漠然とした指定によって、ドロー効果ですら逃げ道にならない。

その上でこれだけの成果を得るのにセットの必要すらなくコストもリスクもない。
うさぎと異なり墓地に送る必要もない「捨てる」なため、次元にすらかからない。


でも、だからこそ、そんな圧倒的な支配者に抗ってこそ僕らに未来はあるんだ。

 ぶちこわせ img021-.jpg

ということで、シスターの意思を継いで、意地でも《灰流うらら》環境から逃げ切ってみせます

効果から逃げても、心は引かない。絶対にうららかにされない。

 ※【ウラ-ラカ】カウンターにより機能停止して死んだ目でターンを渡す様。

-先に犠牲者の追悼-

《ヒーローアライブ》 死ぬ気で攻めに転じても1:1交換でうららかな虫の息。
【剣闘獣】全般 うららかディアルビーストになってないでかえってこーーい!!
《ゴーストリックの人形》《W星雲隕石》《皆既日食の書》 裏にする方すら許してくれない裏らかさ。
《同胞の絆》ライフだけ持っていかれてうららかなぼっち。

【森羅】全般 めくった後の処理の選択肢だろうがうららかにされてしまう。
《影依融合》《真紅眼融合》 《暴走魔法陣》は発動無効対策であり、効果無効はうららかに無力。合掌。
《隣の芝刈り》その前に左腕を差し出した瞬間にハンドレスうららか。
《パワー・ウォール》 生き残りたいまだ生きてたいけど軽減しそこねてうららか。というかしめやかに爆散。

《命削りの宝札》 特殊召喚封じ損なうららかな場でお察し。
《増殖するG》 「一定行動ごとにドロー処理を追加」という効果自体ではドローしない存在でもうららか。



○うららを、潰せ

《メンタルドレイン》《透破抜き》《強欲ゴブリン》 
 《天罰》などの汎用無効化を除いた場合の、専用対策。
 まあ基本罠は遅い。このために1手使わせられてる時点で仕事は果たされている。

《威光魔人》
 発動自体を仕留める。《フォトン・スラッシャー》など、手札で完結するリリース確保手段を優先したい。

《クリフォート・ディスク》《バージェストマ・アノマロカリス》《バージェストマ・オパビニア》
 普通に発動して自力で素通りできるお方。レベル3モンスターであるうららの効果を華麗にスルーする。
 《サイレント・バーニング》も同様だが、相手の方が引かせる枚数の多いカードなのであまり有効手とも言い難い。

 類例として他のカードへの耐性付加を挙げると、
  《マジェスペクター・スーパーセル》・・・サーチがメインギミックであるモンスターたち。
  《アトラの蟲惑魔》・・・通常罠。グレイプニルや針虫、積み上げる幸福なんかも。
  《マグネット・フォース》・・・ガジェット・ギアギガントなど、依存しているギミックの持ち主は多い。
  《黒魔導強化》・・・2体で魔法罠のチェーンガード、3体でサモプリなども保護できる。
  《煉獄の死徒》・・・効果内容の関係で、ティエラとデカトロン用。
  《星輝士の因子》・・・発動タイミング上、《旗鼓堂々》ありき。
  《水舞台》・・・とは言っても有効範囲はアロワナのみ。


○うららを、かわせ

《封印の黄金櫃》《エクリプス・ワイバーン》
 デッキに触る「効果」の中で、数少ない影響範囲外の効果、「除外」。特に後者は手札確保法も完備。
 ラグはどうしようもないが、一本とった感は醸せる。
 それより問題は、発動や利用に用いる他のギミックが結局ひっかかる点でもあるが・・・。

【炎星】 《盆回し》《番犬-ウォッチドッグ》など
 数少ない影響範囲外その2、「直接セット」
 「直接場に出す」がモンスター向けの特殊召喚とされているため、魔法罠は逃れることができる。
 これらはライオウのような永続サーチメタへのカウンターとしても有効なので覚えておきたいところ。
 これを利用して、マジェスペクターを同時召喚する際はフロッグを一番上に置くとよい。
 《ファーニマル・ベア》は、トイポット側がどうあがいてもひっかかるのが惜しい。

《覇王眷竜ダークヴルム》《慧眼の魔術師》《ダイナミスト・ハウリング》
 同様に、ペンデュラムなどの「直接発動」もうららかにされない。
 ヴルムはモンスター効果の方は引っかかりやすいので、できるだけP効果を活かせる闇軸で使いたい。
 フィールド魔法は上記盆回しの他に《終焉の地》《ポップルアップ》と意外と躱す手段は多い。テラフォが全てじゃない。
 《巨竜の聖騎士》《ドラグニティ-プリムス・ピルス》といった「デッキから装備」もここに近い。
 《真竜拳士ダイナマイトK》《真竜戦士イグニスH》は、選択肢にサーチがあるためうららか範囲内。セーフ。

《海皇子ネプトアビス》《ジェネクス・ウンディーネ》《破壊剣士の揺籃》
 効果を止められるなら、コストで送ってしまえばいい。
 発動した効果そのものは止められるかもしれないが、落ちたカードの誘発には支障はない。
 流石にドローや特殊召喚は無理だが、墓地送りは《レッドアイズ・インサイト》などある程度選択肢がある。
 うらら対象を多用しギミックレベルで相性の悪いHERO・剣闘も、《E・HEROプリズマー》だけは見捨てていない。
 《フレシアの蟲惑魔》もデッキコスト+自身の効果上書きなのでここに含まれる。
 《彼岸の旅人ダンテ》《カードガンナー》とカードを特定しないものもあるため墓地肥やしはギリギリ行える。
 強貪を除外肥やしと割り切って言い張れる人はどれだけいるものか。

【憑依装着】
 デッキからチェーンに乗らずに特殊召喚。とはいえライナダルクの強みであるその後のサーチはうららかにされる。
 デッキ全体としても《憑依開放》によるリクルートに頼る面も多いため、好相性とは言い切れるものではない。

《チキンレース》
 チェーンされないならば、うららかになることもない。
 しかしこれはアドを稼ぐ類のカードではないため、通るからいいというものとも言い難い。
 トップ操作からのマハードなど、ドローという行為自体を確実に通したい場合に。

《ヒュグロの魔導書》
 公式FAQを見る限り、唯一該当効果(サーチ効果「付加」)の中で生存できるカード。
 戦闘破壊か特殊召喚かの違いで、それなら増殖するGも無事になりそうなもんだけど・・・ ▶カードが 違います
 付加対象(ヒュグロはモンスターに効果追加、Gはルール干渉)の違いでしょうか。
 うららはダメステに発動できない模様なので、単純に戦闘系リクルーターなどを頼るのも良い。
 言い回しを見る限り、処理がフェイズ終了時だったりうららがダメステ可だったらヒュグロもうららかになってた。

《ロストワールド》など
 召喚成功時などで誘発する効果ならば、同時発動の誘発で被せることでチェーンを回避できる。
 それが強制効果ならば《ブラック・ガーデン》《つまづき》などでも狙えるが、重ねる都合なるべく任意効果が欲しい。
 ただし任意効果の誘発は《カゲトカゲ》のような手札からが大半で、このような未公開領域からの場合先に相手に優先権が渡ってしまい対策にならない。
 条件に当てはまるカードは少なく、コペルニクスSS時をテムジンでカバーなど、相当に限られる。
 比較的よく見られるパターンは、開岩やアイテールあたりか。
 同時チェーンを組みやすい手札抹殺や芝刈りが影響下なのもつらいところ。

 ちなみにロストワールドは、「デッキから破壊」という他はエラッタ死デッキぐらいにしか真似できない抜け道も使ってくる。
 恐獣の鼓動ストラクは、現環境メタという面では結構露骨なデザインをされていたりする。つまりこの環境確信犯。




○うららを、超えろ

【PSYフレーム】全般
 要件にはひっかかるが、召喚処理ごと無効化されることで手札に残る
 そのため肝心の1発目こそ素通しするが、ターン1である以上後続相手に撃ちなおしが効く。
 また、γを握れていればうらら毎無効にして2体分特殊召喚可能。ドライバーは多めに入れたい。

《WW-アイス・ベル》
 上記PSYの「手札発動の特殊召喚効果の付帯なら破壊されず残る」を上手く利用した最先鋒。
 同じ「場が空」条件として比べれば他の発動条件がなく、チェッカーとして優秀。
 ターン1のためしばらくは腐るが、常に後続の存在をちらつかせられる。
 仮に素通しされた場合、C2にバーン効果を置くことでグラスベルのサーチ効果を保護できる。
 そのため、シンクロパターンを妨げることはできない
 クリスタルウィングまでつながってしまえば、後続展開へのうららも封じたも同然。
 そこまで読めていれば、アイスベルにうららを撃たない選択肢はない。そんな天敵となりえる。

《エクスチェンジ》
 そんなに強いカードなら俺がつかうよ!!
 
 手札誘発チェックとその強奪をこちらの消費2枚を代価に行う。
 なるべくセットしても動ける通常魔法起点のデッキでやりたい。


○うららに、強い?デッキ

【WW】
 上記の通り。破壊耐性の付加によりドランシアにも強めで、現環境への回答として結構有効では?
 混成先のデッキが【召喚獣】【マジェスペクター】などサーチ多用型のため、対策として求められているとはいえる。
 魔法使い軸ならば《魔術師の右手》のようなチェーン無し除去を扱える点も大きい。

【海皇】
 コストによるかいくぐった墓地肥やし、メガロアビスら召喚時のチェーン大量発生など、躱すためのテクニックは結構搭載している。初手で竜騎隊やディーヴァを頼らずどこまで動けるかがポイントとなるか。

【彼岸】
 こちらも同様にチェーン組みやコスト肥やしを得意とするが、少々運の要素は強まる。


思ったよりあるな?って思えましたか? でも逆に言えば、こちらの見落としがなければ「これで全部」ですからね?
あくまで効果ベースのこれらを、権利にも干渉できる警告より広いというのはそりゃ言いすぎではあるんですが、逆に素っ破抜きや燕返しなどの頃に多く見られた「特定範囲専用の天罰」というくくりの中では断然広い、恐ろしいカードなのでした。
これを苦にしない、試行回数の鬼モルモラットとノーリスクのWWがどんだけおかしいかってのも逆説的に見えてきますね・・・。
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戸付湯歌

Author:戸付湯歌
たかが知れている。

思いつきはツイッター経由。
 思考の嗜好であり、試行の歯垢に過ぎない。

主に遊戯王のカードやデッキの考察、自分専用まとめwiki。
たまに漫画・アニメ評とか。
神海英雄先生のソウルキャッチャーズは永遠の魂です。

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ご当地大戦 布教用考察
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