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エレメントセイバーで 得る 面倒 制覇




「トワイライトロード」「メタファイズ」「魔導獣」と、旧カードを基にした強化の続く10期新シリーズ。
2018年一発目のパックでの強化枠は「霊神」、ならびにそれをサポートする「エレメントセイバー」。
「霊神」自体は今まで通り禁止カードの効果を持った大型モンスターの不足属性の追加。
一方でこの取り巻きたちがなかなかの曲者です。

共通効果
①手札の「エレメントセイバー」モンスターを手札(場存在下でデッキ)から墓地に送って発動する効果
②1ターンに1度、墓地の自身の属性を変える効果


②はまた新概念ともいえる独特な効果で、遊作風に言えば以下の3つの特徴があります。
 ひとつ ・ 起動効果であり発動タイミングが限定されていない
 ふたつ ・ 墓地発動だがコストほかカードの移動がない=消費・発動条件未達がない
 みっつ ・ 墓地の属性に干渉できる


墓地効果は自身を除外するなどで使い切りが多く、これらを兼ね揃えるカードは実は不在でした。
特にふたつめを満たすのは実質誘発の《地獄詩人ヘルポエマー》、相手のカードの移動も除けば回復のみを行う《堕天使マリー》だけのはずです。
このため、ただ「発動回数を恒常的に稼ぐ」ためだけの用途には変えの利かない存在であり、悪用の可能性があります。
さすがに誘発即時ではないので、相手ターンに発動することの多い【チェーンバーン】のチェーン稼ぎ向きとまでは言えませんが。

本題となるみっつめも勿論独特で、墓地のカードのステータスに干渉できるのは範囲が限定された《アドバンスド・ダーク》と種族の《アンデットワールド》程度のはずです。
一括変更で実質妨害のようにならず、各々で微調整の利くカードという点でも新しいです。

①の効果上基本的には【エレメント霊神】として専用デッキを組むのに向いていますが、戦士族でありステータスのバリエーションにも恵まれているため出張としての応用も期待できます。
といった形で応用例を検討してみましょう。 ひとまず情報の出ていない属性のものも出るという想定です。

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1.属性を揃える
 本来の用途。霊神以外に墓地の属性を参照するカード例。

《ダーク・アームド・ドラゴン》 ボチヤミサンタイ
《ダーク・クリエイター》 ボチヤミゴタイ
【ライトレイ】 特定種数の光 
 ほぼ同様の、数だけ参照。特にダムドは《おジャマッチング》で遂に専用サーチを得ました。
 ライトレイの一部は除外数を参照しますが、素が光属性のラパウィラを使うことで他の属性を参照した除外と併用することもできます。
 《ライトレイ・ギア・フリード》はコストに戦士族も指定していたので、うってつけな恰好。

《精霊神后ドリアード》 属性6種
 同じ参照でも特に厳しいこのカードも、実質6「体」に簡略化可能。
 《隣の芝刈り》の質条件緩和はもちろん、《連鎖破壊》などの同名カードを肥やすギミックでも対処可能に。

《カオス・ソルジャー―開闢の使者》《混沌帝龍―終焉の使者》《カオス・ソーサラー》 光闇
《氷炎の双竜》 水水炎
《デザート・ツイスター》 風風地
 カオスをはじめとした意外と揃えづらい複属性も、単色デッキに混ぜることが可能に。
 【闇属性】ならば無理なく《終末の騎士》らと同じサポートを期待できます。
 種族も参照する天魔神は残念ながら対象外。

《ソウル・コンヴォイ》《シルフィード》ほか、単属性の精霊
 《ギガストーン・オメガ》《終焉の炎》といった、ちょっと珍しいが使うと地味に強いカードも採用可能。
 霊神を出してとどめを刺せる段階なら、多少の除外よりも打点追加のメリットが勝るといえるでしょうか。
 特にムーラングレイスで手札を枯渇させた後の《フェンリル》ドローロックはなかなか手厳しい。

《カオス・ソルジャー―宵闇の使者》 光闇同数・一方をすべて
 「同じ数」というふわっとしている割に調整の難しい数指定。
 その特性上複数使用は難しかったながら、光2闇2から片方体除外残した光闇を変更し光1闇1から2体目 とつなぐことで並べることも可能に。
  
《炎王炎環》 《地霊術―鉄》
 特定属性の蘇生サポート。【エレメントセイバー】では属性を問わないサポートとして利用できます。
 起点こそ固定ですが、そこは《霊神統一》でつかいわけたいところ。
 フィールドでは元の属性に戻るため、これまではできなかった属性コンボに派生できる可能性も。

《召喚魔術》《ミラクル・フュージョン》
 属性を参照する墓地融合では、任意の属性を使い分けられます。
 《マスク・チェンジ・セカンド》からダークロウやカミカゼ、墓地融合からアブソルートやメルカバ―なんてことも(リンク経由で)可能。

《白闘気海豚》
 バトルフェイズに入る前にとりあえず水属性に揃えておくことで、耐性や連続攻撃の足しにできます。
 フィールドで素材の属性を参照する白鯨はシンクロ自体が難しくなってしまうので、指定なしのこちらが向いているかと。
 《霊神統一》でリリースできるため、聖刻あたりからチューナーと素材要員は確保できます。

【イグナイト】
 炎属性にすれば、全員がサルベージ対象。消費の重さは気になりますが。

《異次元への隙間》 《火遁封印式》
 任意の属性となることで、ピンポイントに相手のカードと共に除外可能。
 ただ1体除外だけなら普通に《D・D・クロウ》でいいため、欲張り採用のケア程度の扱いとなりがち。
 属性を揃えに行く際は前者はむしろこちらへのメタカードとなってしまいます。
 後者は水遁か木遁→火遁みたいな連続除外ギャグができる程度。

《御前試合》
 これは用途というか注意点。
 場のカードと同じ属性に変更しておくことで、蘇生対象に選択することは可能。
 しかし召喚成功後元の属性に戻るため、結局リバースした時と同様すぐに墓地へ送られる、はず。
 ここは発売後の裁定待ち。そもそも何に使えるテクニックかも怪しい。

【結界像】
 逆に言えば、召喚後が何属性でも問題ないならば結界像は突破できることになる。
 自分のターンのみのためそこまで応用は広くないが、サポートによってはまさかのガチメタとなる。


2.何度でも発動する
 数を揃えるごとに、ひたすら稼げる発動数。発動誘発の呼び水につかう。

《能力吸収石》
 発動を2回だけ許す全体無効。《スキルドレイン》と違い、発動そのものも封じられる。
 発動制約のない墓地効果ということで、毎ターン好きなタイミングでロックをかけられるのは大きい。
 自分のターンでしかできないため、こちらの構築にも影響は出るが。

《ライトニング・パニッシャー》ほかチェーンカード
 《サイクロン》などのSS2のカードを撃つ前に、とりあえずで発動しチェーンを稼いでおける。
 《ハネクリボーLv9》の能動的な召喚にも使いやすい。
 《エンタメデュエル》のような膨大なチェーン数を繰り返したいときにも。
 無効にされて苦しくもないので《光と闇の竜》で更に稼いでもいい。

《トリックスター・ナルキッス》 《真紅眼の鋼炎竜》
 基本的には発動ごとにダメージを食らうメタカード。
 これを送り付けて、ダメージを受けるごとになんぞやというコンボまで繋がれば《サモン・ソーサレス》とかも無しじゃない。

【PSYフレーム】
 場に何もないのにとりあえず発動していると、相手は何かを狙っているのかと考え対処を撃ってくる可能性がある。
 そこを狙って、自分のターンでのPSYフレーム発動を狙うという心理フェイズを仕掛けられる。
 これも実質ノーリスクで発動できるからこそできるお遊び。
 とりあえず同じ属性を繰り返し霊神を仄めかすか光闇と言ってしまえばいい。

今まである意味タブーとされていた効果、現状はこの程度ですが今後どんな応用先が現れるか。
とりあえず新概念が出れば、新たな戦略も見つかっていくわけです。 そこは素直に楽しみ。
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主に遊戯王のカードやデッキの考察、自分専用まとめwiki。
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たまに漫画・アニメ評とか。
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